ナカンダカリ 雄一

HERO FILE 006
				 Yuichi Nakandakari

ナカンダカリ 雄一

法学部法学科
2016年3月卒業

沖縄県/読谷高校 出身

マツダ株式会社 内定

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沖縄のラガーマンが、
はるか遠くにある朝日大学と繋がった。
この縁があったからこそ、
社会人になってからもラグビーを続けられる道が開けました。

中学から始めたラグビーがきっかけで高校に進学したナカンダカリさん。高校で生まれたひとつの縁から朝日大学と出会ったことで、ラグビー一筋に打ち込める環境に身を置き、充実した4年間を過ごすことができました。大学生活の中で身につけたこと、そして、次に進む道はどんなものなのでしょうか。

TITLE HERO FILE 006 YUICHI NAKANDAKARI

Q.01

QUESTION 01

子供の頃の夢はなんですか?

子供の頃は、このカラダの大きさからは想像できないほど気弱で泣き虫な少年でした。周りがいい友達ばかりだったので、みんなに僕を引っ張っていってもらうような毎日を送っていました。そんな性格が変わるきっかけとなったのが、小3から始めたバスケです。スポーツを通して自分にできることが増えるたびに自信がついていくのが分かりました。中学校入学後もバスケは続け、3年の夏に部活を引退したのですが、引退時期が冬であるラグビー部に助っ人として呼ばれ、いざ始めてみると…これが面白い。どんどんのめり込んで、高校にはなんとラグビーの能力を見込まれ、推薦をいただき進学できたことは自分でも驚きでした。しかし、安定志向だった僕は社会に出てもラグビーが続けられるなんて高校の時は全く夢見ていませんでした(笑)。

Q.02

QUESTION 02

現在の夢を教えてください。

自動車メーカーのマツダに就職が決まりラグビー部に所属することが決まった今、現在の夢は、「1日も早く選手として試合に出る」ということです。高校3年の時、朝日大学に進学した先輩が教育実習に来ていて、そこで朝日大学の吉川監督に紹介してくださったから今の僕があります。朝日大学と僕をつなげてくれた先輩、朝日大学で共に鍛えた仲間、そしてさらに就職後もラガーマンとしての道へと導いてくださった監督の存在があったからこそ、こうやって新たな道に進むことができました。これからは先輩や大学、監督に恩返しするため、さらにはこの縁を後輩へとつないでいくためにも、試合に出て自分の成長した姿、活躍する姿を皆さんに見せることが僕の次なる使命だと思っています。

Q.03

QUESTION 03

目標に向かって、
どんな学びをしましたか?

大学では、本当に恵まれた環境で練習をさせてもらいました。その中で、ひとつでも多くの試合に勝つために練習を続けたことが、在学中に最も力を入れたことです。4年生となり、フォワードリーダーに任命された矢先に腰の故障でしばらく試合に出場できなくなった時は、とても悔しい思いをしました。特に僕は「言葉」で表現するのは苦手で「プレー」で後輩たちを引っ張っていくタイプだったので、練習ができない、試合に出られないということは、かなりのもどかしさがありました。ケガに悩まされることもありましたが辛いリハビリや、練習を続け、4年生の夏合宿の時、監督の推薦もありマツダのラグビー部のスカウトマンの方から「卒業後もうちでラグビーを続けて欲しい」と内定をいただいた時は本当に驚きましたし、うれしかったです。

Q.04

QUESTION 04

貴方にとっての
HEROとはなんですか?

「存在感があって、慕われて、上のことを見過ぎず下のこともきちんと見ることができるリーダー」が、僕にとってのHEROです。スポーツというのは先輩もいれば後輩もいます。「上だから」「下だから」ではなく、同じチームで戦う同志として対等な立場で「試合に勝つ」という目標に向かって走っていく。仲間との強い結束力が生まれて初めて、強いチームが作られていくのではないでしょうか。その中でしっかりとチーム全員を引っ張っていきながらプレーできる人こそが真のリーダー=HEROでありますし、そういう人になれたら自分を誇れるのかな、と思っています。

SUMALLY

「朝日大学の選手はいい人材が揃っているよ」と言われるような、
選手になること。それが、次の世代に繋がっていく。

「朝日大学の選手はいい人材が揃っているよ」と言われるような、 選手になること。それが、次の世代に繋がっていく。
創部以来、初めてマツダへの就職が決まったナカンダカリさん。「朝日大学の選手はいいよ、と言ってもらえるような存在になるため、社会人になってからも活躍できるよう頑張ります。僕が活躍することで、朝日大学をもっともっと多くの皆さんに知ってもらえるようになりますから」 取材:2016年3月