歯科医師という国家資格
いつの日か 沖縄に恩返しを。

大学進学を機に、沖縄を離れて岐阜へ来ました。新しい生活の始まりに胸が高鳴ったことを今でも覚えています。「歯科医師になる」という同じ夢を抱く仲間と、ここ朝日大学で出会えたことは私の財産です。勉強は大変でしたが、先生方も「沖縄出身だね」と声をかけてくださり、充実した６年間を過ごしました。

国家試験合格後は、朝日大学医科歯科医療センターで学んでいます。開業医で働くことも考えましたが、研修医時代に高度な技術の大切さを教えてくださった指導医の影響もあり、大学に残る道を選びました。毎日の診療を通じて新しい気づきがあり、あらためて歯科医師という職業の魅力を感じています。

高齢社会を迎えて、医療資格の重要性はさらに高まっています。生涯を通じて人のために活かせる定年のない仕事。歯科医師として、また教育者、研究者として、いつかふるさと沖縄にも恩返しをしたいと思っています。