Professor's VoiceProfessor's Voice経営学は法学や経済学と比べると新しい学問分野で、明確な定義がありません。実務において必要だと判断すればすぐに取り入れ、流動的にその形を変えていく点が魅力とも言えます。朝日大学の経営学部も、時代に合わせ、学びの内容を柔軟に変化させてきました。その過程の上に成り立つ現在の経営学部には、情報管理やマネジメント実務などをも専門とする多彩な教員陣が集まり、個性豊かなゼミ活動を展開しています。2年次からは「マーケティング」、「会計・ファイナンス」、「国際流通」の3つの学びの領域(コース)に分かれて成果重視の実践的な教育を行っています。その根底には1年次からの一貫した少人数ゼミを通じたきめ細かな指導があります。これにより、いかなる変化にも柔軟に対応できる「国際水準の適応力」を養います。激変する時代を見据え、将来に活かせる力を朝日大学の経営学部で身につけましょう。激変する時代にあっても活躍し続けることができる知識と力を身に付けましょう。経営学部長教授 小畠 信史Kobatake Shinji朝田 紗矢Asada Saya経営学部4年岐阜県/大垣商業高校出身産学連携企業によるインターンシップに参加し、経営の実際を理解します。文化や価値観の違いに触れられる海外研修での経験は、日本社会を客観的な視点で見つめることができるよい機会となります。《 ビジネスを実際に感じる 》《 海外進出する日系企業を現地で調査する 》海外研修海外研修3インターンシップインターンシップ2“働くこと”を体験し卒業後の自分をイメージできる貴重な機会。3年次の夏休みに2週間、西濃運輸のインターンシップに参加し、事務作業や荷物の集荷、仕分け、発送などの業務を体験しました。BtoB製品の運送が多く、時間通りに配達できなければ製造がストップしてしまうシビアな世界です。夜勤にも挑戦し、24時間稼働することで経済を動かす物流のダイナミズムを体感しました。トラックに同乗した際には、ドライバーの方から「お客様と直接関わる私たちの身なりや態度が会社の顔になることを常に忘れない」という仕事への向き合い方も伺えました。やりがいやプライドを持って仕事に取り組む社員の方々の姿を間近で見て、働くことへの憧れを抱けた貴重な体験です。1日目2日目 企業見学①3日目 企業見学②4日目 企業見学③5日目中部国際空港からホーチミン・タンソニャット空港へ●大垣共立銀行ホーチミン 駐在員事務所●市内観光●ホーチミン・タンソンニャット空港出発●ベトナム三菱商事 ホーチミン店●IT企業、書店●濃飛ベトナムロジスティクス 本社・保税倉庫●自動車部品メーカー中部国際空港到着古井 楓人Furui Futo経営学部3年岐阜県/中津商業高校出身発展途上国における日本企業の役割が理解できました。発展途上国で日本企業に何ができるのかを知るため海外研修に参加。現地従業員の方々と英語やジェスチャーを駆使して交流を図りました。会話の中で、ベトナムでは人材の流動が激しく、日本以上に働く環境が魅力的か否かが企業の生き残りを左右する鍵だとわかりました。ビジネスの視点で海外からみた日本を考えるよいきっかけになりました。■スケジュール主なインターンシップ先 詳しくはp.56をご覧ください。村山 舞香Murayama Maika経営学部4年岐阜県/岐阜東高校出身文化や価値観が違う人同士がどう協働していくのか学んでいきたいです。1年次にベトナム、2年次にタイでの海外研修に参加。見学した日系企業の経営者は皆さんエネルギッシュで、意欲的に労働環境整備に取り組まれていました。相手の文化・価値観を認めつつ、自分の考えを言葉で丁寧に説明することで、仕事への共通認識・基準を設けていく姿勢は、どこで働く人にも必要なことだと実感しました。■スケジュール1日目2日目 企業見学①3日目 企業見学②4日目●あいおいニッセイ同和損保●セイノーサハロジスティクス●大垣共立銀行バンコク 駐在員事務所●バンコック銀行●JETRO・バンコク中部国際空港からスワンナプーム国際空港へスワンナプーム国際空港から中部国際空港へ 28経営学部/経営学科
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