Q.01

QUESTION 01

子供の頃の夢はなんですか？

子供の頃の夢は、みんなを喜ばせたり楽しませたりできる「魔法使い」になることでした。しかし、大きくなるにつれて現実が見えてくると「叶わない夢なんだ」と思うようになり、いつの間にか心の奥にしまい込んでいた気がします。それから保育士や福祉士に憧れることもありましたが、高校生のときに挑戦した商品開発がひとつのターニングポイントになりました。コンビニと連携して、新製品のパンを一から作る。商品はもちろんのこと、パッケージから販路に至るまですべて自分たちで考え実行するなかで、ものづくりの楽しさや達成したときの感動を味わうことができました。開発したパンは、コンビニだけでなく学校の文化祭でも販売し、あっと言う間に完売！あのときの喜びは今でも鮮明に覚えています。

Q.02

QUESTION 02

現在の夢を教えてください。

高校での商品開発経験をした後、朝日大学のオープンキャンパスで商品開発の模擬授業があることを知り、参加しました。興味のある分野を大学でより深く実践的に学んでいけると知り、入学を決意。それからの4年間、本当に多くのことを吸収することができました。これまでに学んできたことを活かし、現在は、自分で作成したアクセサリーをフリマサイト等で販売することにも挑戦しています。どんな商品が売れるのか？ターゲットは？などを考えながら日々奮闘していますが、とてもやり甲斐を感じます。また、就活でも商品開発に携わることのできる企業に絞って活動し、商品開発部門がある商社で内定をもらうことができました。もっともっとモノの流れを勉強し、キャリアを積んでゆくゆくは商品開発の第一線で活躍できるよう頑張っていきたいと思います。そしていつか、培ってきたことの集大成として「京都でアクセサリーショップを開くこと」が現在の夢です。

Q.03

QUESTION 03

目標に向かって、
どんな学びをしていますか？

授業では、消費者が何を求めているか、ニーズはどこに隠れているかなど市場調査を繰り返したりしながら実践的に学んでいきました。そのなかで印象に残っているのが、海外研修です。1週間にわたり中国とベトナムの日系企業を訪問し、第一線の現場を視察しました。実は私は昔から臆病で、自ら進んで行動することが苦手な性格。研修前、不安で前に出られない私を見て先生が背中を押してくださったおかげで「とりあえずやってみよう！」と気持ちが切り替わり、一歩踏み出すことができたのです。この経験は、私の中で大きな変化となりました。以前の自分では考えられないほど行動力がつき、その後の挑戦や活動においても、とても役に立っています。

Q.04

QUESTION 04

貴方にとっての
HEROとはなんですか？

「人に楽しさを提供できる人」というのが、私にとってのHERO像です。今思えば、小さい頃に夢見た「魔法使いになる」ことも、周りの人に楽しさを感じてもらいたいと思って抱いた夢だったのかもしれません。朝日大学に入学してから、先生方であったり共に学ぶ仲間であったり、アルバイト先の先輩や習い事の先生だったり、出会った多くの人から「楽しさ」を教えてもらうことができました。人に楽しさを提供できるということは、楽しいことばかりではなく大変なことも経験した上に成り立っていると思います。どんなことにおいても、どうしたら楽しくなるかを考え、「楽しさ」を見出し、自ら楽しむ。好きなことがあると人生がさらに楽しくなるんだということを、自ら発信できる人になりたいと思っています。

SUMALLY

好きなことに出会う。楽しさを伝える。
立ち止まっているだけでは、始まらない。

朝日大学で商品開発について学ぶというきっかけを通して、好きなことに出会い飛び込んでいった結果、自信をつけることができた早野さん。大学で様々なことにチャレンジしたことで得られた行動力と、多くの経験から得た知識があれば、商品開発に携わる夢も、お店を出す夢も、きっと叶うのではないでしょうか。 取材：2017年3月