稲葉 健太

HERO FILE 001 Kenta Inaba

稲葉 健太

経営学部経営学科
4年

岐阜県/県立郡上北高校 出身

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決して勉強が得意ではなかった僕が、
朝日大学の「会計研究部」で
公認会計士試験に合格。
社会貢献まで考えられるようになりました。

高校で取得した日商簿記2級。「もっと高みを目指していける環境が整った大学で学びたい」と、経営学部のあるさまざまな大学から朝日大学を選び、入学を決めた稲葉さん。合格率が約10%といわれる難関の公認会計士の試験に、大学在学中に合格できたのには理由がありました。

TITLE HERO FILE 001 KENTA INABA

Q.01

QUESTION 01

子供の頃の夢はなんですか?

子供の頃は正直「こうなりたい!」という明確な夢はありませんでした。友達と遊びまわることが楽しくて、夏休みの宿題を提出日までにひとつも出せず、始業式に先生に叱られて泣きながらやるような子供でした(笑)。中学生になってからも同じように過ごしてしまいましたが、気持ちが大きく変わったのは、高校に進学したときです。なぜなら、3年後、高校を卒業すると就職して社会に出るのか、進学するのかを決めなければならないので、どちらに進むにしても、勉強しておかなければ大変なことになると思いました。そこで、せっかくなら何か身につけたいと思い、高校にあった簿記等の資格取得を目指す「情報コース」で学び、高校3年生の時、日商簿記2級に合格することができました。

Q.02

QUESTION 02

現在の夢を教えてください。

大きな目標であった公認会計士試験に、大学3年で合格することができました。これからさらに実務補習所を修了し、かつ2年以上の実務経験を経た後に晴れて公認会計士としてスタートすることになります。将来は第一線で活躍していくこともひとつの道ですが、僕と同じような境遇で入学してきた未来の公認会計士の卵たちを指導していく道も目指したい、とも考えています。

Q.03

QUESTION 03

目標に向かって、
どんな学びをしましたか?

入学後は会計研究部に入りまずは日商簿記1級の資格を取得。それからいよいよ公認会計士に向けた勉強を始めたのですが、いつの頃からか試験に合格することだけが目標になっていたのかもしれません。先生から「なぜ会計士になる勉強がしたいの?」と聞かれた時に言葉が出ず、「しっかり考えて来なさい」と部から一旦出されてしまうことに…。もちろんそれは先生ならではの「愛のムチ」。これで目が覚めた僕は、「自分が試験に合格することで、通っていた高校にも、そして朝日大学にも実績を残すことができる。それもひとつの社会貢献なのではないか」と考えました。その後は、短答式・論文式どちらの試験も一発合格。会計研究部と先生の存在がなかったら絶対に合格できなかったと思います。また、多くの人は大学に通いながら専門学校に行くという「Wスクール」という選択をして勉強しますが、朝日大学は経営学部のなかでも資格取得に向け専門的に学ぶ会計コースや会計研究部という部活動があるため、わざわざ大学とは別に専門学校に通う必要がありません。しかも日商簿記2級以上を取得していれば奨学金を給付される制度もあります。「公認会計士になる」という夢を叶えるための一番の近道が、朝日大学にあります。

Q.04

QUESTION 04

貴方にとっての
HEROとはなんですか?

会計研究部で指導されている先生が現在の僕にとってのHERO=憧れの人であり、尊敬する人です。決して優等生じゃない僕を、甘やかすことなくここまで導いてくださったおかげで、大学3年で公認会計士試験に合格することができました。公認会計士の仕事だけでなく、後世を育てる教育者としても活躍している先生への感謝を忘れることはありません。

SUMALLY

公認会計士の資格を取ることがゴールではない。
その先、何に貢献していくかを考え、行動していく。

次の世代で活躍する公認会計士を育てる道も視野に入れながら行動している稲葉さん。そのため、試験に合格しているにも関わらずもっと自分の知識を深めたいと会計研究部でさらに勉強に励んでいます。その一方で「ギターリストになる」夢も同時進行中。将来は二足のわらじを履いて活躍しているかもしれません。 取材:2016年3月